記事公開:2018年12月6日 / 最終更新:2021年8月26日
既に Instagram 等で最新情報として公開していますので楽しみにお待ち頂いている皆様も多いかもしれません。現在、ご要望が本当に多い順から限定数になってしまいますが、幾つかの新製品を開発&製作進行しています。
あくまでも私たちの物作りは、
伝統技法で安全かつ機能美溢れる食器を日用使いに。
そして一生モノに。
をコンセプトに製作しており、現在は補修を主に塗り直しや漆継ぎが実施できる神奈川県内の工房再建作業も並行して進めています。このあたりの情報も来年度以降は進み具合に合わせて正確に情報公開をしていけるかと思いますが、今回は先に貴重素材を使った限定品情報を公開しちゃいます。現行の定番品も等しく貴重な野生素材となりますが、日用で使用頻度が高い食器順に製作数を計画しています。それは上のコンセプトを守るためです。
今回の限定品たちも日用頻度がとても高いのですが、素材の収量などから安定製作が難しい形状もあり、まずは限定数で発売をさせて頂き、しばらく継続できそうな製品はなるべく作り続けるようにしたいと思っています。
まずは長らく多くの皆様に、本当に色々な「こんな製品を作ってほしい!」という主旨のご連絡を頂ける事に御礼申し上げます。本当に嬉しいです。
1.カエデ大皿(完売:再販予定無し)
【用途】
YOKOHAMA WOOD がスタートしてから初の大皿です。2014年ぶりのため、約4年の歳月を経て限定で製作できました。形状は和洋中を問わない万能型。高台(足)も溝を薄く彫り、水はけ効率を良くして自然乾燥でも腐食やカビを抑える工夫をしています。長くご愛用頂ける伝統技術美と、現代食に適した機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしている逸品です。
【素材】
接着剤の溶出可能性を無くすため、継ぎ接ぎ木材を一切使用しないルールで製作しており、樹齢を重ねた今回の楓の木は貴重な巨木を使用しています。20㎝サイズ以上の大型製品が作れる木材確保はとても難しく、継続しての製作が難しいため、限定数での発売となります。楓の木は高級家具の素材にも使用される木目の美しい木です。メイプルシロップを採取できる原木は、箸にしても安全性が非常に高い素材です。
⇒カエデ大皿・特集記事はこちらから:(完売終了致しました)
2.カエデスープスプーン
【用途】
以前から現行のディナースプーンとティースプーンの中間、スープスプーン(口幅がディナースプーンより広く、持ち手は短くカーブする形状)の製作ご希望を多数頂き、合わせてレンゲのご希望もかなりのご要望数となっていたため、スープスプーンとレンゲの機能を併せ持つ、ある意味究極の万能形を目指して新規開発いたしました。写真では分かりづらいのですが、持ちやすさ、口のいれやすさ、すくいやすさ、全ての究極を目指して試作を重ねた自信作です。
【素材】
現行の箸、スプーンなどのカトラリーシリーズと統一感を持ってお楽しみ頂けるように、楓の木で製作いたしました。楓の木は高級家具の素材にも使用される木目の美しい木です。メイプルシロップを採取できる原木は、スプーンにしても安全性が非常に高い素材です。
3.クリ調理スプーン
【用途】
以前から調理ヘラだけではなく、調理用の大きなスプーンの製作ご希望を多数頂いておりましたので、今回、試作を重ねて満を持して製作したのがこちらのクリ調理スプーンとなります。調理器具の中でも、調理ヘラは炒める等の器具の代名詞となりますが、現代食において炒めてからそのまま盛り付けができるスプーンタイプの需要が高く、本当に製品化ご希望が後を絶たないため、栗の木を少しづつ蓄えて養生(煮沸後に1年以上の天然乾燥)を実施し、限定数の新作としてリリースいたします。
【素材】
現行の調理器具シリーズである、クリ調理ヘラ・クリしゃもじと統一感を持ってお楽しみ頂けるように、栗の木で製作いたしました。希少価値がとても高い原生している栗の木を使用しています。栗の木は弾性が高く、昔から家の土台や線路の枕木に使用された耐久性が高い素材です。調理器具に最適です。
4.ナツメマグ(完売:再販予定無し)
【用途】
YOKOHAMA WOOD by TomatoBatake がスタートして初のマグカップです。作主旨から、最も需要が高いお椀系製品の部材を野生材で確保して、最低で 1年以上天然乾燥(養生)させるため、なかなかマグにまで回せる部材が少な 製品規格 い状況でしたが、あまりに復活要望が多いため、約5年ぶりの製作となります。野生木の特性を最大限に活かし、繊維質の空気層が持つ保温断熱性を体感して頂くため、敢えて持ち手を付けていません。しかし熱々のコーヒーも、お茶も全然大丈夫。手で持って体感して下さい。これこそが本来の伝統です。漆6回塗りにより、耐熱性も高く、過去に度々限定製作してきたマグ形状 で、最も汎用性の高い、即完売した2014年形状を復刻致しました。有害物溶出が皆無なマグで、美味しく伝統技術をお楽しみ頂きたいです。
【素材】
野生の木でも比較的に太く育ちやすいナツメの木を使用して、全て1枚板から製作しています。 もちろん接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。ケヤキの木の木目に似た美しい年輪をお楽しみください。
5.カエデなか箸
※2014年製品の復刻版です。写真右端の漆色が濃い箸が カエデなか箸 となります。
2016年まで製作していた中箸20㎝サイズ。完売後に復刻製作をご希望頂くお声が多数寄せられていました。今回、約3年ぶりの発売です。 野生木材で箸を製作する際の伝統技法は、1年以上天然乾燥(養生という工程) 製品規格 を経た板材を鉈(ナタ)で割きます。その際にまっすぐに割れた部材を研磨して箸の形状にしていきます。そうする事により、多様に木目をもつ野生材でも変形や折れを防ぐ効果が高くなるからです。しかしその分、まっすぐに割れる部位しか箸に出来ない野生材用の伝統製法です。大人箸を男女用に分けてほしい、16cmの子供サイズ箸から23cmではなく、もう 1ステップ中間のサイズで段階を経て箸を長くして食育をしたい等ご要望が多数あり、20cmサイズ箸になる木材を約3年分ためて、やっと製作できました。 先端は四角く薄溝を彫り、漆6回塗りを施した後も溝が残る伝統技法で摩擦力が高いから掴みやすい、なのに洗いやすい、伝統の技を是非体験して下さい。
【素材】
現行の箸、スプーンなどのカトラリーシリーズと統一感を持ってお楽しみ頂けるように、楓の木で製作いたしました。楓の木は高級家具の素材にも使用される木目の美しい木です。メイプルシロップを採取できる原木は、スプーンにしても安全性が非常に高い素材です。
6.ナツメドンブリ
※一合サイズよりさらに大きく部材を挽けました。
※とてもご好評を頂いている人気の現行ケヤキ椀と同デザインの1合サイズより一回り大きい丼です。
※木材はケヤキの木ではなく、ナツメの木を使用しています。
【用途】
YOKOHAMA WOOD by TomatoBatake がスタートして初の一合越えた丼です。私たちTOMATO畑工房では、接着剤溶出の可能性を防ぐため、継ぎ接ぎされた木材を使用しません。そのため1枚板が切り出せる樹齢を重ねた木材を入手できなければ、このような大型製品の製作ができません。素材確保は原生林の自然任せとなるため、今回の約15㎝サイズ製品が製作できる素材確保はとても難しく、継続して製作し続ける事が難しいため、限定数にて製作しております。2016年の限定丼以来の発売です。約3年の歳月をかけて養生した天然の巨木、満を持して開発した逸品を是非お楽しみください。 形状はとても好評を頂いている現行のケヤキ椀をベースに開発した万能型です。その持ちやすさは、1度でも実際に持って頂けるとすぐに体感できる流線形。 永くご愛用頂ける伝統の技術と、現代食にも適した工夫が詰まった伝統美と機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしています。
【素材】
野生の木でも比較的に太く育ちやすいナツメの木を使用して、全て1枚板から製作しています。 もちろん接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。ケヤキの木の木目に似た美しい年輪をお楽しみください。
7.切立オーバル皿
【用途】
開発期間に約2年を要した初のオーバル皿リリースです。 貴重なタモの木を使用した限定企画。同時発売の切立マル皿とぜひセットでご愛用頂きたい限定企画です。YOKOHAMA WOOD by TomatoBatake 2017年からスタートしてやっと2度目の大皿完成となります。長年、沢山の製品化希望を頂いてきましたオーバル型。遂に実現致しました。形状は和洋中を問わない万能型で、なおかつ素材の美しさを表 現するために縁を平面に近く仕上げ、切立形状にしています。この角度で一気に美しさが際立ちます。そして高台も溝を薄く彫り、水はけ効率を良くして、自然乾燥でも腐食やカビを抑える工夫をしています。長くご愛用頂ける伝統技術美と現代食に適した機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしている逸品です。
【素材】
接着剤の溶出可能性を無くすため、継ぎ接ぎ木材を一切使用しないルールで製作しており、樹齢を重ねた今回のタモの木も貴重な巨木を使用しています。大皿サイズ等の製品が作れるタモ木材の定期確保はとても難しく、継続製品しての製作が難しいため、限定数での発売となります。タモの木は弾力に富み、各種用途に昔から使用されている木です。建築、家具だけではなく、食器用途としても耐久性が高く、美しい木目を拭き漆の技法により、目で見てお楽しみ頂ける素材です。ぜひ切立マル皿とセットでご愛用頂きたい企画となります。
8.切立マル皿
【用途】
開発期間に約2年を要した久しぶりの平皿リリースです。 貴重なタモの木を使用した限定企画。同時発売の切立オーバル皿とぜひセットでご愛用頂きたい限定企画です。YOKOHAMA WOOD by TomatoBatake 2017年からスタートしてやっと2度目の丸皿が完成です。同時発売のオーバル皿と統一感を持ってお使い頂けるように、 形状は和洋中を問わない万能型で、なおかつ素材の美しさを表現するために縁を平面に近く仕上げ、切立形状にしています。当角度で一気に美しさが際立ちます。 そして高台も溝を薄く彫り、水はけ効率を良くして、自然乾燥でも腐食やカビを抑える工夫をしています。長くご愛用頂ける伝統技術美と現代食に適した機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしている逸品です。
【素材】
接着剤の溶出可能性を無くすため、継ぎ接ぎ木材を一切使用しないルールで製作しており、樹齢を重ねた今回のタモの木も貴重な巨木を使用しています。15㎝ほどの製品でも作れるタモ木材の定期確保はとても難しく、継続製品しての製作が難しいため、限定数での発売となります。タモの木は弾力に富み、各種用途に昔から使用されている木です。建築、家具だけではなく、食器用途としても耐久性が高く、美しい木目を拭き漆の技法により、目で見てお楽しみ頂ける素材です。ぜひ切立オーバル皿とセットでご愛用頂きたい企画となります。
9.クリ両ききヘラ
【用途】
大好評をいただいた クリ調理ヘラ 、実は左利き用の製作ご希望を数多くいただきました。ですが私たちの食器はすべて貴重な野生材で製作しているため、どうしても需要数が低い左利き専用の商品を作ることが難しいんです。日用品としてお買い求めいただきやすい価格を維持し、木材のロスをなくすためにも製品バリエーションを増やすことができないので、とても心苦しく思っていました。そのため2018年から改修を重ねて、根本的に両利きで使用できるヘラを、現代型のスパチュラやターナー、フライ返しから発想を得て製作致しました。伝統型のクリ調理ヘラ、現代型のクリ両ききヘラ、ぜひ使い分けてみてください。その利便性に驚いていただけると確信しています。左利き用のヘラをお探しだった方だけでなく、広く皆様に自信を持っておすすめできる商品になりました。
【素材】
現行の調理器具シリーズである、クリ調理ヘラ・クリしゃもじ・そして限定のクリ調理スプーンと統一感を持ってお楽しみ頂けるように、栗の木で製作いたしました。希少価値がとても高い原生している栗の木を使用しています。栗の木は弾性が高く、昔から家の土台や線路の枕木に使用された耐久性が高い素材です。調理器具に最適です。
※クリ両ききヘラは弊社ダイレクトストア及びイベント販売専売品となります。
10.クリサーバースプーン(完売:再販予定無し)
【用途】
私たちの食器に使われる木材はすべて森林保護伐採材を有効活用しているため、原木の大きさや樹木種にはばらつきがあります。あまりに伐採数が少ない樹木種はイベント限定商品として販売していますが、特に大人気なのがサーバ型スプーンです。お客様の声からサラダやおかず等の取り分けだけでなく、小鍋や小型フライパンなどの調理にも最適で、現代の調理環境にとても適していることが分かったので、定番のクリの木調理器具シリーズとコーディネートをお楽しみ頂ける企画としてこの度、数量限定で商品化いたします。栗の木の環境伐採木量から、レギュラー商品として常に販売できる個数を確保することが難しいので、ぜひこの機会に手にとってみてください。
【素材】
現行の調理器具シリーズである、クリ調理ヘラ・クリしゃもじ・そして限定のクリ調理スプーンと統一感を持ってお楽しみ頂けるように、栗の木で製作いたしました。希少価値がとても高い原生している栗の木を使用しています。栗の木は弾性が高く、昔から家の土台や線路の枕木に使用された耐久性が高い素材です。調理器具に最適です。
※クリサーバースプーンは弊社ダイレクトストア及びイベント販売専売品となります。
11.アカシアボウル(完売:再販予定無し)
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極まれに伐採できる巨木のアカシアの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。そしてこのアカシアの樹木種は花や蜜も食用される品種です。木の色は中心部程濃い茶色となりますが、外側に向けて様々な色が混ざり合う表情豊かな木です。適度な堅さと粘りで耐水性が高く、現行のまな板にも使用している樹木種ですが、大変贅沢に素材を使用して巨大な1枚板で大型ボウルに限定使用致しました。野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
お伝えしたいのは、大変贅沢な巨大1枚板のボウルです。そもそも弊社の根底技術である小田原漆器箱根細工技能は椀のロクロ成型に端を発し、特に大型の鉢で技術の粋を表現してきました。昔ながらの鉢ではなく、横浜ウッドでは、機能美を今に伝える事から環境保全と技術継承を目的としており、フチには類を見ない外側への返し形状を設け、指掛りをよくしています。その返しにより、食のジャンルを問わないデザイン線も表現しています。高台を排した水捌けの良い構造も特徴です。アカシアの木は表情がとても豊かですから、漆塗膜から透けて見える木目の表情もお楽しみ頂けます。巨木1枚板からロクロでくり抜いて作る大変贅沢な限定品です。弊工房自慢の逸品をお届け致します。
12.いれこマグ大 & 小
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、比較的に太く育ちやすいナツメの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。馴染み深いケヤキの木の木目に似た美しい年輪・木の表情をお楽しみください。野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
日本の伝統である湯呑サイズの製作希望、お子様向けサイズの製作希望を、3年以上に渡りお寄せ頂く事になりましたので、満を持して企画致しました。大小は別売になりますが、特徴としては重ね置きが可能です。これは日本の伝統である御膳文化等にも紐づきます。収納スペースも取らず、江戸時代の密集長屋文化の中で、いれこ製品が色々と開発されました。湯呑も同様です。現代、特にミニマリストな暮らしが注目される中、シンプルかつ日本古来からの伝統を今に伝える工夫をデザインに落とし込んでいます。寸法からも終わらり頂けるように、大が一般的な湯呑サイズ、小が小さめの湯呑サイズとなり、男性用と女性用、大人用とお子様用、創意工夫で無限にお楽しみ頂ける対象年齢となります。
13.リーフスプーン(完売:再販予定無し)
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、比較的に育ちやすいクリの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。栗の木はその耐水性の高さから野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
11年前に開発したリーフ型スプーンの改良版です。食のジャンルを選ばないモダンなデザイン曲線の追求と合わせて、ディナースプーン(カレーなども)とレンゲの両方の機能を持たせた万能型スプーンになります。あまりに再販要望が多かったため、限定数ではありますが復刻発売となります。リーフ調味料スプーンとのコーディネート使用もオススメです。
14.リーフ調味料スプーン(完売:再販予定無し)
素材について:
リーフスプーンと全く同様になります。漆塗装についても同様です。
用途について:
11年前に開発したリーフ型調味料スプーンの改良版です。食のジャンルを選ばないモダンなデザイン曲線の追求と合わせて、ティースプーン(デザートなども)とサジ(茶さじ等)の両方の機能を持たせた万能型スプーンになります。あまりに再販要望が多かったため、限定数ではありますが復刻発売となります。リーフスプーンとのコーディネート使用もオススメです。
15.クリフォーク(完売:再販予定無し)
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、比較的に育ちやすいクリの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。栗の木はその耐水性の高さから野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
万能にご使用頂けるフォークです。股の形状、持ち手の形状、木製だからと敬遠されてしまいがちなフォークのイメージを覆すべく、驚くほど使いやすいフォークを目指して過去に何度も試作を重ねた経緯がございます。しかしフォークは股の形状から折れやすい素材は適しません、そのためフォークに適した貴重材が入手出来た時だけ製作しています。そのため限定での発売となります。
16.ラーメンドンブリ
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極まれに伐採できる巨木のアカシアの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。そしてこのアカシアの樹木種は花や蜜も食用される品種です。木の色は中心部程濃い茶色となりますが、外側に向けて様々な色が混ざり合う表情豊かな木です。適度な堅さと粘りで耐水性が高く、現行のまな板にも使用している樹木種ですが、大変贅沢に素材を使用して巨大な1枚板で大型ドンブリに限定使用いたしました。野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
オンラインダイレクトストアの完売品内に限定アカシアボウルがございます。あまりに貴重木材ゆえにすぐ完売してしまいましたが、上述の通り全ての木材に環境保全と安全性の妥協を許さず誇りを持って製作していますので、どれだけ再販ご希望のお声をいただけましても継ぎ接ぎ材等も一切使用しないため製作ができませんでした。この度、満を持してアカシアボウルとほぼ同一サイズのドンブリを限定製作いたしました。あまりに多数の大型丼(一合サイズの現行ナツメドンブリの容量を超えるサイズ感)の製作ご希望をいただいてきたためです。特にお伝えしたい事は、大変贅沢な巨大1枚板の大型ドンブリであるという事です。そもそも弊社の根底技術である小田原漆器箱根細工技能は椀のロクロ成型に端を発し、特に大型の鉢で技術の粋を表現してきました。昔ながらの鉢ではなく、横浜ウッドでは、機能美を今に伝える事から環境保全と技術継承を目的としており、形状は類を見ない高台で指掛りをよくしています。これは現行のケヤキ椀、ナツメドンブリの形状と同様で、揃えてコーディネートをお楽しみいただけるデザインにしています。伝統の技術を現代の食卓に。食のジャンルを問わないデザイン線こそが皆様の食卓に伝統の機能美をお届けできるはずです。アカシアの木は表情がとても豊かですから、漆塗膜から透けて見える木目の表情もお楽しみいただけます。巨木1枚板からロクロでくり抜いて作る大変贅沢な限定品です。弊工房自慢の逸品をお届けいたします。
※アカシアボウル販売時に多数のご質問をいただきましたので注記いたします。当製品は温かい料理にも最適です。汁椀と同じく、漆6回塗りをしておりますので、耐熱性にも優れており、手に持っても熱くなりにくい断熱性、熱を逃がさない保温性、漆器だからこその魅力が多数ございます。そして贅沢なラーメンドンブリ用途としてだけではなく、サラダボウルのような使い方も楽しんでいただけるサイズです。
17.ランチョントレー
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、比較的に太く育ちやすいナツメの木を枠に使用しています。 日本の漆芸文化においてとても馴染み深いケヤキの木の木目に似た美しい年輪・木の表情がナツメの木の特徴です。そして底板には大変貴重でなおかつ高級木材であるタモの木を使用しています。タモの木は弾力に富み、各種用途に昔から使用されている木です。建築、家具だけではなく、食器用途としても耐久性が高く、美しい木目を拭き漆の技法により、目で見てお楽しみいただける素材です。現行の切立オーバル皿、切立マル皿にも使用しています。野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
2016年に完売して以来、多数の再販ご希望をいただいてきたのがランチョンマットとして使用できる配膳型トレーです。2016年以前、自然食レストランさんやセレクトショップさんでの導入等もあり、大変な人気をいただきました。そもそものコンセプトは、現代の食卓に箱膳のような一膳をご提案したく、現行の製品群は、「必要な物を必要な時に必要な数だけ」揃えていただくと、実は現在の食卓にフィットする一膳のセットになるというラインナップを展開しています。その一膳を、現代風のランチョンマットのような用途を模して使える配膳兼用トレーにしたのが当企画です。更に側面には指掛りをよくする持ち手彫りを施し、角には私たちの技術根底である小田原漆器箱根細工伝統の補強(寄木に類する技術)を用いています。お使いいただける皆様を想い、使いやすさや耐久性を研鑽し続けた機能美こそが本来の伝統技術であり、数百年の時を超えて皆様にご愛用をいただき、そうして受け継がれてきたのが私たちの技術です。ミニマリストな暮らし。サスティナブルな暮らし。一膳文化はその最たる美しい形です。その一膳を支えるランチョントレー。約8年をかけて適した木材を入手し養生させました。大変貴重な自信作です。ご家族分を揃えてご愛用ください。特に小さなお子様向けや自助食器目的でご使用いただける場合、食べ物をテーブル上にこぼしてしまった後に、お子様がついパクっと食べてしまったなどもあるかと思います。このトレー上でしたらテーブル上と違い、安心です。
18.メイプル平皿特大
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極まれに伐採できる巨木の楓(カエデ/メイプル)の木を使用しています。この度の楓木材は、最高級のきめ細かい(そもそも木目が細かいと書いて、きめ細かいの語源となったとする説がございます。)、本来であれば、代を重ねて使い続ける最高級家具等に用いるべき最上級の楓材を使用しています。まさに最上級最高級木材の逸品です。 横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。大変贅沢に素材を使用して巨大な1枚板で、万能な使用感になるように史上最も人気が高い切立型の大深皿とコーディネートをお楽しみ頂ける平皿として、極めて限られた貴重材にて、限定製作致しました。 野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
YOKOHAMA WOOD がスタートしてから初の大型平皿の完成です。先に限定製作しているメイプル大皿と素材やデザイン線を統一し、コーディネートをお楽しみ頂けるように企画致しました。形状は和洋中を問わない万能型。高台(足)も溝を薄く彫り、水はけ効率を良くして自然乾燥でも腐食やカビを抑える工夫をしています。長くご愛用頂ける伝統技術美と、現代食に適した機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしている逸品です。毎回大型部材で製作する製品は、貴重木材ゆえに製作個数が少なくすぐ完売してしまう傾向にございますが、上述の通り全ての木材に環境保全と安全性の妥協を許さず誇りを持って製作していますので、どれだけ再販ご希望のお声を頂けましても継ぎ接ぎ材等も一切使用しないため製作が出来ませんでした。この度、満を持してやっと限定製作が出来ました。そもそも弊社の根底技術である小田原漆器箱根細工技能は椀のロクロ成型に端を発し、特に大型の深皿や平皿等はその技術の粋を表現するにふさわしい形状です。横浜ウッドでは、機能美を今に伝える事から環境保全と技術継承を目的としており、「伝統の技術を現代の食卓に」をコンセプトにしています。食のジャンルを問わないデザイン線こそが皆様の食卓に伝統の機能美をお届けできるはずです。漆塗膜から透けて見える木目の表情もお楽しみ頂けます。巨木1枚板からロクロでくり抜いて作る大変贅沢な限定品です。弊工房自慢の逸品をお届け致します。
※前作のメイプル大皿販売時に多数のご質問を頂きましたので注記致します。当製品は温かい料理にも最適です。汁椀と同じく、漆6回塗りをしておりますので、耐熱性にも優れており、熱を逃がさない保温性など、漆器だからこその魅力が多数ございます。
19.メイプル平皿大
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極まれに伐採できる巨木の楓(カエデ/メイプル)の木を使用しています。この度の楓木材は、最高級のきめ細かい(そもそも木目が細かいと書いて、きめ細かいの語源となったとする説がございます。)、本来であれば、代を重ねて使い続ける最高級家具等に用いるべき最上級の楓材を使用しています。まさに最上級最高級木材の逸品です。 横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。大変贅沢に素材を使用して巨大な1枚板で、万能な使用感になるように史上最も人気が高い切立型の大深皿とコーディネートをお楽しみ頂ける平皿として、極めて限られた貴重材にて、限定製作致しました。 野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
YOKOHAMA WOOD がスタートしてから初の大型平皿の完成です。先に限定製作しているメイプル大皿と素材やデザイン線を統一し、コーディネートをお楽しみ頂けるように企画致しました。形状は和洋中を問わない万能型。高台(足)も溝を薄く彫り、水はけ効率を良くして自然乾燥でも腐食やカビを抑える工夫をしています。長くご愛用頂ける伝統技術美と、現代食に適した機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしている逸品です。毎回大型部材で製作する製品は、貴重木材ゆえに製作個数が少なくすぐ完売してしまう傾向にございますが、上述の通り全ての木材に環境保全と安全性の妥協を許さず誇りを持って製作していますので、どれだけ再販ご希望のお声を頂けましても継ぎ接ぎ材等も一切使用しないため製作が出来ませんでした。この度、満を持してやっと限定製作が出来ました。そもそも弊社の根底技術である小田原漆器箱根細工技能は椀のロクロ成型に端を発し、特に大型の深皿や平皿等はその技術の粋を表現するにふさわしい形状です。横浜ウッドでは、機能美を今に伝える事から環境保全と技術継承を目的としており、「伝統の技術を現代の食卓に」をコンセプトにしています。食のジャンルを問わないデザイン線こそが皆様の食卓に伝統の機能美をお届けできるはずです。漆塗膜から透けて見える木目の表情もお楽しみ頂けます。巨木1枚板からロクロでくり抜いて作る大変贅沢な限定品です。弊工房自慢の逸品をお届け致します。
※前作のメイプル大皿販売時に多数のご質問を頂きましたので注記致します。当製品は温かい料理にも最適です。汁椀と同じく、漆6回塗りをしておりますので、耐熱性にも優れており、熱を逃がさない保温性など、漆器だからこその魅力が多数ございます。
20.チークまな板取手付
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極めて入手が困難で貴重な超高級材とされているチークの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。チークの木は樹木種の中で、木の宝石と呼ばれており、それだけ別格の市場価値としての歴史がございます。今回は先に限定販売している大型のチークまな板に対して、取手付の現行アカシアまな板と同形状の製作希望が沢山届いたため、製品化致しました。適度な堅さと粘りで耐水性が高く、本来は極めて高級な家具等に用いられますが、樹木特性として見ますとまな板にもピッタリの素材と言えます。 あまりに貴重なため、まな板にする製作工房はほぼ皆無かとは思いますが、そもそもまな板は真魚板と書いた歴史があるとされており、明治以前の日本史において唯一食した動物である魚を切るではなく、捌くと呼んでまな板を尊く扱ったとも言われており、 これだけの超高級木材ですから、これらの失われつつある素晴らしい文化的価値を込めて、ご家庭に改めてお届けしたく、まさにプロ仕様と呼ぶにふさわしいチークまな板を製作致しました。 野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
用途について:
万能まな板/カッティングボードとしてご使用を頂けます。もちろん継ぎ接ぎ無しの1枚板です。木のまな板はご家庭にて表面のカビや腐食発生時にカンナで削る等の処理をオススメする事がございますが、前提としてカンナをかける事ができる方が少ないでしょうから、私たちは下処理に時間をかけて目止め(漆と焼しめ殺菌した瓦土を混ぜた天然粘土を繊維の穴に埋める)のみを施しています。本塗りしていない無塗装ですが、この目に見えない職人技により、耐久性が向上し、素材を選ばない万能まな板に仕上がっています。
21.木製アロマディフューザー
弊社の漆器をご愛用の皆様から多くの製作要望を頂いてきましたのは、木製アロマディフューザーの製品化希望になります。小田原漆器箱根寄木細工300年以上の歴史ある技術を用いての漆器製作が主たる事業となりますが、近年の自然志向意識向上から、漆器に使用している木材を使った派生型商品の製作希望が日々寄せられます。
香りの日常化が普及している近年、特にコロナ禍以降、QOL(クオリティ オブ ライフ)の向上に役立つ製品の提供を目的に、安心・安全で、環境面に配慮した派生商品を展開していく【モリノカオリ・プロジェクト】の開発第一弾として企画製作致しました。経年優化による愛着など、インテリアにもなる仕様です。お好みのアロマオイルを木製部位に適量垂らしてウッドディフューザーとしてご使用ください。
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