本日は新製品特集第8弾…
使いやすい=美しいカエデ箸シリーズ3種をご紹介いたします!
匠の技が詰まった新定番と言い切れる自信作!最後までお読み頂けますと幸いです。
前回記事で、調理器具シリーズを特集します!と告知いたしましたが、
発売のご要望が非常に多かった菜箸、お子様箸がこの度新定番として完成しましたので、
先に新作2種を含んだカエデ箸シリーズ3種をご紹介いたします。
※ちなみに菜箸&子供箸は最適な木材入手の都合で、実に3年ぶりの開発になります。
まずこの箸というツール、横浜ウッドでは最も重要視して開発している製品になります。
なぜかというと、日本人の食卓において口に入れる使用頻度が最も高いからです。
→使用頻度という尺度からオススメ食器を解説している記事もご参照ください。
食器の安全についての取組で国内屈指のご評価を頂いている私たちは、
当然、この箸に並々ならぬ開発情熱を注いでいます。
上の見出しで、安全性を追求しているからこその箸の重要性をご理解頂けたと思います。
では、ここからが横浜ウッドのこだわり。
横浜ウッドは昔は当たり前だった安全性(無薬剤)を前提に、
現代の皆様の食卓に適した美しいデザインで、
なぜ伝統技法が継承されてきたのかを体感頂ける使いやすさを
追求するブランドです。
写真だと分かりづらいのですが、
箸の先端に向けて、四角形の角がより立った形状にしつつ
先端に向けて、ものすごく細かく溝を彫っているんです!
この技法は、
持ちやすくつかみやすいという箸に求められる
利便性の最たる部分を際立たせる匠ポイントなのですが、
是非とも使ってみて頂きたいです!1回目から体感できますので。
持ちやすい!つかみやすい!と感じて頂けるはずです。
ちなみによくある深く大きい溝は彫りません。
美しくないからです。そして不衛生になりやすい事も理由の一つです。
※ここでちょっと職人の話
細かい溝を入れるのも技術を要しますが、拭き漆という塗り方の技法で
細かい溝を埋めずに6回重ね塗りをしている技法も高い技術を要します。
パッと見では分からないような部分に伝統技術を用いて、日々の暮らし
の中で「あれ?ものすごく使いやすい!」という体感を頂ける事こそが
美しくかっこよく技術を継承していく真髄だと思っています。
次に太さについて。
写真は過去記事(かえで箸リリース時)の画像を再掲載してみましたが、
カエデ箸シリーズに共通する持ちやすさの追求に、積み重ねてきた幾つもの箸開発を
活かしています。栗の木の細い箸、ナシの木の太い箸、そして今のカエデ箸シリーズ。
今回、お子様用と大人用は最大幅で8mm前後に仕上げています。
そして調理用の菜箸は1cm前後に仕上げています。
※手加工のため&木目に最適な研磨をするためmm単位の個体差があります。
この最大幅のバランスにたどり着くのに10年弱の開発期間がかかりましたが、
ご愛用頂ける皆様のレビューから、このバランスが一番ご好評を頂いています。
そして上の写真からお分かり頂けるように、
手に持つ部分は四角の角を丸く研磨しています。
この部分が、持ちやすいポイントです。
今回も物作り目線で匠ポイントを記事にしていますが、
特に箸シリーズはお使い頂けたら、その違いが1回目から体感頂けますし、
咀嚼回数からも、初めて横浜ウッド食器を使って頂ける場合にもオススメです。
そして…お子様用箸、調理用菜箸を
ずっと待っていて下さった皆様…大変お待たせいたしました!
※今月発売の新作は カエデこども箸 カエデさい箸 の2種です。大人用かえで箸は現行品です。
※3歳~6歳まで対応のカエデこども箸は全長16cmです。
※大型1枚板をナタで割って自然な方向で取れる部材のみを使用している貴重なカエデさい箸は全長28cmです。
是非、伝統技術を今の食卓向けにリファクトした機能美を感じて頂きたいです。
もちろん屈指の安全を前提に。食事を楽しく、笑顔に。
伝統技法を今に美しく。横浜ウッド、自慢の逸品です。
つかみやすい四角形の定番箸
¥1,400+税
塗装と色:漆塗装・ウルシ色
木の種類:カエデの木
平均寸法:長さ23m×最大幅0.8cm
つかみやすい四角形の定番こども箸
¥1,300+税
塗装と色:漆塗装・ウルシ色
木の種類:カエデの木
平均寸法:長さ16m×最大幅0.8cm
つかみやすい四角形の定番さい箸
¥1,600+税
塗装と色:漆塗装・ウルシ色
木の種類:カエデの木
平均寸法:長さ28m×最大幅1cm
次回は調理器具シリーズを特集したいと思います。
今回もお読み頂き、ありがとうございました!