2019年2月21日発売開始後にすぐ完売となりました限定ナツメドンブリの最終製作分となります。本塗り漆の完全硬化を待っていた分の発売となりまして、今回のナツメドンブリは当販売が最終分となります。既に6月中旬月12日から発売再開しておりますが、記事での公開が遅くなり申し訳ございませんでした。
漆は湿度が高い方が硬化が進みます。適度な湿度の気候が続き、とてもよく仕上がりました。
※写真は本塗り用の生漆です。
以下は初回発売時に公開しております製品の企画製作意図です。改めて是非ご覧頂けますと幸いです。
用途:
YOKOHAMA WOOD by TomatoBatake がスタートして初の一合サイズを越えた丼です。私たちTOMATO畑工房では、接着剤溶出の可能性を防ぐため、継ぎ接ぎされた木材を使用しません。そのため1枚板が切り出せる樹齢を重ねた木材を入手できなければ、このような大型製品の製作ができません。素材確保は原生林の自然任せとなるため、今回の約15㎝サイズ製品が製作できる素材確保はとても難しく、継続して製作し続ける事が難しいため、限定数にて製作しております。
※原生木材(運び込んだ状態)
※上の木材を粗挽きして煮沸後に養生(自然乾燥)させている状態
2016年の限定丼以来の発売です。約3年の歳月をかけて養生した天然の巨木、満を持して開発した逸品を是非お楽しみください。
形状はとても好評を頂いている現行のケヤキ椀をベースに開発した万能型です。
その持ちやすさは、1度でも実際に持って頂けるとすぐに体感できる流線形。 永くご愛用頂ける伝統の技術と、現代食にも適した工夫が詰まった伝統美と機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしています。
素材は野生の木でも比較的に太く育ちやすいナツメの木を使用して、全て1枚板から製作しています。 もちろん接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。ケヤキの木の木目に似た美しい年輪をお楽しみください。
<限定ナツメドンブリ>