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2017.05.31

製品特集:ケヤキ椀・機能美こそ必要として頂ける「残る」伝統の形【YOKOHAMA WOOD】

本日から発売日までに全ての新製品を順次特集していきます!大変お待たせいたしました!!

第一弾は新ブランド:YOKOHAMA WOOD の顔と言える製品… ケヤキ椀 の特集です!

 

 

 

現代食のあらゆる料理で、また世代別にも、お椀の持ち方は多様ですよね。例えば…

 

皆さんは普段、どのように持ちますか?

ちなみに正しい作法ですと、このような手順で持ちますよね。

 

静止画なので分かりづらいですが、この手順は もろおこし を防ぐ動作です。

毎日この動作で…食事をされていますか?

 

 

 

何が言いたいかというと、本来の持ち方も作法として大切ですが、

伝統や作法は時代に即して変化していく、変化していく文化こそが

時代の豊かさを表していると、私たちは考えています。

 

そのため作法に則った持ち方だけではなく、

現代の食生活の中で想定される持ち方で、

最も持ちやすい形状を目指して研究開発致しました。

 

他のどこにもない新しい形のご飯・汁物兼用のお椀です。

 

 

 

 

全ての製品開発の前提に、木と漆という非常にシンプルな素材を使用して作る製品だからこそ

製作に熟練の技術を要します。熟練の技術で機能を追求する事こそが重要であり、日常生活に

不可欠な、いつの時代も愛される必要とされる製品になると考えています。

 

 

多くの方に永くご愛用頂ける必需品は、必然的に機能美溢れる美しい物になるはずです。

このお椀も持ちやすさという機能を追求した結果、欅と漆のシンプルで輝く美しさを、

ご覧頂いた事のない新しい形状で感じて頂けると確信しています。

 

つまり…300年の技法で作った、次の300年に残したい現代型椀です。

 

必ずお手に持ってご確認下さい。持ちやすさだけではなく、欅の特性を活かした薄挽はとても軽く、

それでいて温かい料理が冷めにくく、手に持っても熱くなりすぎないという、世代を超えてご愛用

を頂ける機能を備えています。

荒挽の状態から、上の本番成形までこんなに薄くなります。

薄いため、見た目以上に容量 307ml 前後(満水容量)もあります。

そして割れにくい素材です。

 

 

 


 

 

私たちは“安全な食器を普及価格で”という理念で活動しています。

野生材を入手する事を目的に海外での製作を主にしています。

私たちの活動は多くのメディア取材や導入実績がございますので、ご確認を頂きたいのですが、

職人育成等の課題も含め、改めて国内の放置林や産業廃棄扱いとなる野生材の社会問題も並行して

取り上げていきたく、国産製作を再開した次第です。※下は主な実績まとめページのリンクです。

 

そして国産製作再開の第一弾は飛騨欅(ケヤキ)の木ですが、

産業廃棄されてしまう切り株を使用して製作しています。

 

 

そしてこれら一連の取り組みを、ご共有頂く事を目的に新ブランドをスタートいたしました。

これまでの300年、これからの300年。安全と機能美の追求こそ、

これまで伝統として残った主な理由であり、

これからも愛される新しい伝統になる理由である。

 

というコンセプトで一連の製品を開発しています。

 

 

ケヤキ椀は新ブランドの顔であり、

これまでの300年の技術を結集し、

次の300年に残したい機能美を追求して生まれました。

 

 

 


 

 

◆ ケヤキ椀(大人用)

  伝統技法で持ちやすさを追求した現代型の椀

  ¥3,300+税

  塗装と色:漆塗装・ウルシ色

  木の種類:飛騨ケヤキの木

  平均寸法:直径11m×高さ6.8cm

  平均重量:74g

  満水容量:307ml

 

 


 

 

次回は、もう1つの顔と言える新型椀を特集いたします!

 

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