蔵出製品について、
楽しみにして頂けたり、前から探してくださっていた製品だったり
お喜びの声を陳列毎に頂いております。本当に嬉しいです!
補償用に残していた製品、今後の製作用の資料として保管していた製品、
少しだけ在庫が残ってしまい、卸カタログに掲載できなかった製品などなど
蔵に保管される理由は幾つかあるのですが、あと2~3回に分けて、陳列して
いけたらと準備しています。
本当は一気に陳列したいのですが、とにかく作業数が多く
通常業務の合間にやっていますので…ご容赦頂けますと幸いです。
本日で第4弾です。以下は前回までの蔵出製品特集記事のリンクです。
蔵出製品発売の経緯。製品特性等も記載しておりますので、是非ご覧くださいませ。
発売からひと月もせずにで完売した(TOMATO畑でも想定外の速さで完売)当時の名称 【おかずボウル大】 です。
2012年発売でした。このあたりの製品は、即完売で入手が困難な状況になってしまったので、覚えてくださっている
皆様も多いかもしれませんね。
直径が約18㎝の大型皿なのですが、もちろん継ぎ接ぎ接着など一切なしの1枚板から作っています。
そのため当時も(そして今も)限定数で製作せざる負えない製品カテゴリーになっています。
※1枚板で作る製品は、その直径の約3倍以上の太さの木が原則として必要になるからです。
高台(足)を敢えてカットしたデザインにして安定感を増しています。
あと、自然乾燥でも乾きやすい水はけ効率を設計思想にしてデザインされています。
◆ おかずボウル大 × ウルシ色2 ・ ダークブラウン色2
シンプルで多用途に使える小皿、ソーサー、茶たくにもなる【シンプルソーサー】です。
TOMATO畑では色々な食器の素材にしているナツメの木で作っているのですが、
ヒノキの木に似た、日本人になじみ深い、木目の美しさを存分に発揮するため、
敢えてこのような緩やかな曲線で、艶があるシンプルな形状に仕上げています。
数が少なかったので、ご覧頂いた事が無いという方も多いかもしれませんね。
黒ウルシ色は、漆に黒松を燃やして採取した煤を入れて着色しています。この製法も
古から伝わる方法です。漆も黒松も原生林の野生素材で、自然の艶感が美しいお皿です。
直径約12cmで、お使い頂くと、本当に色々な用途で楽しめる便利なお皿になっています。
◆ シンプルソーサー × ウルシ色2 ・ 黒ウルシ色2
2011年に某セレクトショップさんとの企画で開発した【カレースプーン】です。
現在もダイレクトストアにある【にものフォーク】【コーヒースプーン】と同シリーズなのですが、
このカレースプーンは、製作数が少なかったのもあり、すぐ完売してしまったサイズですね。
少しだけ補償保管していたので、その分だけ陳列致します。
ちなみに今度この形状も特集記事にしたいのですが、逆三角形状の研磨は通常よりも高い技術を
要します。さらにこのシリーズは全て沢栗の木を使っているのですが、汽水域を主に生える木で
大変貴重な素材なんです。より多くの水分地帯で育つ品種=耐水性が高くなる傾向にあるからです。
◆ クリの木 カレースプーン × 7
上のカレースプーンと同シリーズの【にものスプーン】です。
現在もダイレクトストアにある【にものフォーク】とセットでお使い頂くと
サーバースプーン&サーバーフォークとしてお使い頂ける大きなサイズ感です。
素材も勿論、貴重な沢栗の木です。
このシリーズは貴重な素材が手に入った記念に、製作難易度の高いシリーズを作ろう!
という流れで作ったので、その後は沢栗の木が入手できずに追加も一切作れませんでしたね。
2014年から人気で製作し続けた切立皿シリーズの完売済み品【切立ふかざら・キナリ色】です。
ちなみにウルシ色も残数8になります。→【切立ふかざら・ウルシ色】
この切立シリーズは、あらゆる用途でご好評頂けたシリーズなのですが、例えば…
こちらの記事でも取り上げているように、お子様用にも使いやすい=こぼしにくいお皿です。
→TBスタッフの子育て食器活用術!記事のリンクはこちらです。
切立という形状は、実は伝統的な形です。切り立った形状をそのまま名称にしているのですが
現代食に適した角度と安定感になるようにアレンジして企画したのが、この切立シリーズでした。
もちろん、大人用の膳にもオススメの製品でしたが…あと少しで完売になりそうです。
◆ 切立ふかざら × キナリ色2 (ウルシ色8)
蔵出製品はダイレクトストアでも、目印として以下のマークを付けてみました。
このマークがついた製品は、蔵出の1点物かごく少数の在庫のみとなっています。
蔵出製品…とにかくダイレクトストアにアップする作業が凄く手間がかかっていますので…
一気にではなく、
週に1回位ペースで少しづつ陳列していけたらと考えています。
※あと2~3回程度を予定しています。
製品の寸法等々、詳細は各製品の販売ページを御参照ください。
蔵出製品に関しては、現行の製品群と違い以下の点にご注意いただけますと幸いです。
1.塗装の色濃度、重さ等、在庫の数が大変少ないため揃える事が出来ません。かなりの個体差が発生致します。
2.全て未使用品にはなりますが、企画会議等で採寸を繰り返したりした関係上、細かい打痕等があります。
3.過去の完売製品とは、現在の為替や製作コストの都合上、価格設定を変えております。
以上の点を事前にご理解頂きました上で、是非ご検討くださいませ。
最後に「〇〇はありますか?」等のお問い合わせを頂けたら、蔵出製品を陳列後にメールで
「こういう製品を発売開始しました!」等のお知らせをさせて頂きます。お気軽にご一報ください。
※お取り置きや、〇〇を今すぐ探して下さい等のご依頼は個別にお受付が難しい人数で運営していますので、ご了承頂けますと幸いです。