いよいよ今後の製作活動についてラスト記事です。
当後編では、大きな目標である国内工房の再建と運営維持を支える新しい活動をご紹介致します。
木製食器のみならず、私たちTOMATO畑が今日までの活動で得た色々な繋がりに基づく発信をしていきます。
前編記事でもご紹介致しましたが、
TOMATO畑食器は元々、私の母の大病がきっかけで現在までの安全な食器製作に至りました。
多くの方にライフスタイルの一つとして支持されているマクロビオティックや自然療法を主に、
体質改善と共に病気を完治させたのですが、食べ物や自然物で病気を治せた経緯から、
例えば木の食器にホルムアルデヒドや塩素系漂白等の処理などあってはいけないと今に至る訳です。
この経緯は、マクロビオティック最古団体の日本CI協会さん発行の
「月刊マクロビオティック」に食器と共にご取材記事をお取り上げ頂いています。
この出来事がスタート地点なので、
TOMATO畑は家族が使える安全な食器を目的に製作してきました。
結果として、このTOMATO畑食器で食べる食品も、そして身の回りの物も、病気を防ぐためだけではなく、
健やかでありのままの美しい生活を実現するために、色々な方々と繋がってきました。
実際、ご家庭でTOMATO畑食器をご愛用頂いている皆様からも、沢山お問い合わせを頂いている内容が
「この食器でどんな食生活をされていますか?」 等が非常に多い訳です。
長く安全の取り組みをしていると、作っている物は違えど本当に多くの方々と出会いを頂けます。
上に書いた食品で言えば、それこそ農作物の生産者さんとの出会いも多い訳ですし、安全という価値観で
物事を見ると、あらゆる物に共通する大切な価値観=安全である事が改めて分かります。
食べ物だけではなく、TOMATO畑でいう木の食器と同じく、
安全で安心で素晴らしいもの作りをされる方々がいて、双方を知って繋がっていく訳です。
上の画像は今年の初めに参加させて頂いた勉強会なのですが、
主に自然栽培を実践されている生産者さんや流通やお店さんが集まる勉強会です。
テキストの内容は公開できませんが、例えばこの自然栽培に携わる皆様にも、
TOMATO畑食器をお使い頂いているご愛用者が多数いらっしゃいますし、
ご参加されているお店さんの大半がTOMATO畑食器の取扱店さんです。
こうしてもの作りともの作りが、作る物は違えど繋がっていく、その一端です。
※後日告知致しますが、今月参加させて頂くイベントもこの会の参加店さんに誘ってもらっています。
安全な木製食器にとって、何よりその食器で食べる物やそのまわりの生活環境も
重要な要素です。安全な食器専門工房としての発信だけではなく、
TOMATO畑食器にご共感を頂いている皆様に、ぜひ知って頂きたいもの作り等を
合わせて発信していきたい。
専門分野である木製食器と同じ位の鋭い視点で、生産者が生産者を繋いでいく。そういう発信をしていきます。
上は当記事の見出しにもした画像ですが、3つの項目に分けて発信していきます。
ちなみに撮影に使用している木の食器は、当然全てTOMATO畑製です。現行品以外も色々作ってきました。
その他にも、木材はアジア圏の原生木材を使用してきたリ、塗料は安全の先進国と言われるドイツ製品を採用したり、
各国にまたがり企業活動してきた経緯から、各国の素晴らしい物とも繋がってきました。
なぜなら現地に駐在しながら製品開発をしてきたので、日本から食べ物を送っていると費用が高いんです…。
それで現地で入手できる野生の食物(文字通り、勝手に自然栽培になっている物等)や無肥料栽培品や色々な生産物と
必然的に繋がっていく訳です。改めて見回してみると、私たちTOMATO畑社内は安全で落ち着く物に溢れていました。
TOMATO畑のスタート地点が家族の大病をきっかけにしているので、食器だけではなく色々な物にこだわってきた訳です。
今こそ、そういう物(私たち自身が愛用してきた物等)を生産者目線で発信していきます。
そうすれば私たち生産者が他の素晴らしい生産活動をわずかでも支援できるかもしれませんし、
何よりTOMATO畑食器を心から楽しんでご愛用下さっている皆様に、作っている私たちが食器と
共にどのような暮らしをしているのか、知って頂けたらより食器を楽しんで頂けるはずです。
例えばこれ。
今後を楽しみにご期待頂きたいので敢えて多くを書きませんが…野生すぎて葉のサイズが不揃いで撚ったりもしないお茶っ葉。
私たちが長年、漆を採取していた300年以上経過した原生林のある場所に原生していて、効能が物凄い&美味しい!
現在まではあくまでも食器工房なので、自分たちのために成分分析してスタッフや関係者が愛飲してきたのですが、
皆様にも知ってもらいたい!
これは…ほんの一例です。
4月いっぱいまでにはTOMATO畑公式サイトで食器以外の製品もご覧頂ける仕様にリニューアルしますが、
あくまでもTOMATO畑スタッフが自らの身体で実証(愛用)してきた
素晴らしいものを発信してきます。もちろん本業は食器製作です。
少しづつ材料を貯めて製作し、販売していけたらと計画しています。
そうしてTOMATO畑の食器製作も技術継承したり、より身近な工房に
なっていけたらと考えています。
当記事最後に、最新情報はサイトと同じタイミングで色々なSNSでも発信しています。宜しければお気軽にご申請下さい。