本日は新製品発売前の特集…第3弾!
私たち横浜ウッドの開発理念、目的を最も体現している製品
お子様向けの万能椀である… ナツメこども椀 の特集です!!
ナツメこども椀に関しても他の製品と同様、これ以上ないと思われるこだわりがあります。
新ブランド含め、私たちTomatoBatakeの活動目的は
上の まとめページ 、
もしくはこちらの 実績ページ等からもご覧頂けますが、
スタート地点は自らの子供に使わせる食器作りです。
だからこそ、お子様向け製品に関して並々ならぬ情熱を注いできました。
そんなお子様向けの万能椀、ナツメこども椀の開発思想は前作のこども椀と同様です。
リンク記事で申し訳ございませんが、分かりやすくまとめていますので、まずは以下
から前作のこども椀の開発目的をご覧ください。
※ぱくぱくフォーク以外は全て完売御礼です。後継品は 製品一覧 をご覧ください。
さらに伝統的技術である…
起き上がりこぼし的な動作!
記事タイトルの通り、これぞ伝統技術を用いた機能美であると私たちは考えています。
前作の動画になるのですが、是非ご覧になってみて下さい。驚いて頂けるはずです。
上記でお子様向けの万能椀、前作こども椀の詳細をご共有頂けたと思います。
では、前作と新作で…何が違うの?
そう思われましたよね?
前作こども椀はこれ以上ない完成度と自負しており、法人個人問わず頂いたレビューも
ご好評を頂けましたので特に改修の余地がないとも言えるのですが、とあるご意見を少々
頂きまして、少しだけ形状を改修したんです。下に比較画像を掲載してみます。
側面のフォルムなのですが、下腹部の曲線をゆるやかにしたんです。
丸くて可愛いですよね?
しかし可愛いだけではないんです。
この曲線、お子様の手の大きさに関わらず、
より手にピタッとなじむ=持ちやすい曲線に仕上がったんです。
どういう事かというと、前作の下腹部にかけて大きく膨らむ形状の方が
よりこぼしにくい(倒れにくい)形状になり安定感が増します。
しかし新作の方は側面曲線がなめらかですよね?つまり側面のどこに
手を付けてもピタッと持ちやすくなる訳ですね。
前作も充分持ちやすい形状になっていると自負しておりますが、
手が小さいお子様にも吸い付くような側面が良いというご希望を
少数ですが頂けたので、その部分だけ改修した訳ですね。
さらに重要なのは、
側面をゆるやかに丸くした結果、倒れにくい構造が改悪されてしまったかどうかです。
その点を何度も試作したのですが、前作同様に下腹部より下に比重が高くなるように、
高台(足部)付近に比重を高く集中させる事により、新作もちゃんと起き上がります!
…が、下に例外時を書いてみます。
上の写真はちょうど高台と側面の接地面がハマって起き上がらない図です。
これも試作段階で何度も検証したのですが、実際のご使用時はここまで角度を付けると、
内容物はこぼれてしまっている状態です。今回は持ちやすさを重視しつつ、こぼれない
手前で踏ん張る=こぼれないギリギリから起き上がりこぼしする比重に設定しています。
少々専門的なお話が過ぎましたが、毎日愛用してくれるお子様、さらにはそれを使って
子育てしてくれるお父さん、お母さん、皆様の使用感を想定して何度も試行錯誤しつつ
その時、それ以上はないという素材と技術で開発しています。
だからこそ専門的な話が尽きません。
でもプロフェッショナルってそういうものですよね?
こういう使ってみなければ分からない、でも使って頂ければ体感頂ける製品こそが、
機能美と言えるはずですし、残すべき伝統技法だと思っています。
本物で子育てを。
横浜ウッド、自慢の逸品です。
※汁物もご飯物も離乳食も兼用の万能型です。
最後になりますが、もちろん大人用のお椀たちと同じく、高台の裏も薄く彫り
水はけをよく仕上げています。ご家庭でのご愛用中にカビや腐食を防ぐという
私たちならではのこだわりです。
倒れても起き上がる伝統の万能椀
¥2,200+税
塗装と色:漆塗装・ウルシ色
木の種類:ナツメの木
平均寸法:直径10cm×高さ5.8cm
満水容量:205ml
次回も引き続き、お子様向けの製品を特集したいと思います!