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2016.08.10

新作:かえで箸&ディナースプーン・使いやすい=美しいを追求した新定番!【開発秘話6】

※見出しの写真は、かえで箸の使用例となります。ディナースプーンの使用例は以下の写真をご覧ください。

 


 

前回の記事では7月の新作開発秘話:第5話としてくり抜きおかず皿特集をお届けいたしました。

→多用途なお皿・野生の太い木からくり抜いて作った希少皿編

→7月発売:新製品まとめてご紹介の記事はこちらです

 

 


今日は 【かえで箸】 と 【ディナースプーン】 の特集になります。

 

 

どちらの製品も2014年から製作していた従来品(旧品)が、1つ残らず完売しておりまして

新作をお待ち頂いていた皆様にも、既にお喜びのお声を頂いている新定番となっています。

 

 

特にどちらも、日本人の食卓において最も使用頻度が高い品目です。

※あとは ほのぼのご飯椀 & ほのぼの汁椀 が使用頻度の高い食器ですよね。

 

TOMATO畑は、安全性を第一目的に創業していますので、口に入れる頻度の高い食器こそ

まず初めにお試し頂きたい食器として、永らく使いやすさと美しさを追求してきました。

 

 

初めて使う食器のオススメは、1日の平均咀嚼(そしゃく)回数等の明確な理由をもって過去記事で特集しています。

ぜひこちらも合わせてご覧になってみてください。

 

→TB食器を初めて使う時のオススメ特集はこちらです。

※全て旧品(完売品)で説明していますが、後継の新作をこの度発売開始しています。

 

 


上に箸やディナーサイズスプーン(合わせてご飯椀や汁椀)の前提にある重要性をご案内致しました。

ここからは、今回の新定番のこだわりポイントです!

 

 

まずかえで箸から!

 

製作企業だからこその、細かい(しかし超重要な)こだわりとして…まずこのポイント!

この形状こそ、つかみやすい最大のポイント!

既にご愛用頂いている皆様も改めてご覧になってみてください。

この細かい仕様こそが使いやすさを大きく向上させる秘訣です。

 

 

次に旧品と比較してみましょう!

違いが…分かりますか??

左が新作、右は旧作です。

 

あれ?どこが違うの??

ちょっと分かりづらいですよね。

 

 

一見分からない位の変更で、かなりの違いが出るのが工芸であり食器です。

では分かりやすい角度から見てみましょう!

そうです!太さを変更したんです!!

 

比較用に左が2011年の製品、中央が新作、右が2014年の箸。

開発経緯は、左の2011年箸は工学的に持ちやすさとつまみやすさを追求した四角に仕上げていました。

お使い始めは慣れで、慣れるとものすごく使いやすく、そして箸の持ち方が美しくなるとご好評を頂けたのですが

慣れるまでお使い頂けないと、ただ持ちにくい箸という感想になってしまう賛否が分かれるデザインでした。

 

次に右の2014年箸、こちらは2011年の賛否から、より当初から使いやすい万人向けの仕様を目指したため

優しいカーブを描く四角形状で、若干太めに仕上げてみました。

 

そして今回、2014年から2年間のレビューを統計し、もう少しだけ細い方がより手の大きさを選ばない万能性を

発揮する事が分かり、真ん中の太さに変更したという経緯です。長年のデータ蓄積から、現状はこれ以上の形状

を開発できないところまで、研鑽した自信作です!!

 

 

 

あと度々ご質問を頂けるのは、箸の長さによる対象年齢等です。

過去記事で詳しく取り上げていますので、ぜひそちらもご覧頂けますと幸いです。

→お箸の長さは年齢別?用途別?の過去記事

※おはしは完売していますが、後継がかえで箸となります。

 

 


次にディナースプーンを!

 

箸と同じく、一見して分からない位の変更点が実はすごく重要なんです。

まずはこちら!

尖端に向けて細く、薄くなる角度が違いますよね!

これ…〇〇度の傾斜&薄さが平均的な大人の口の大きなに対して最も使いやすいという事まで

長年の研究で割り出しているのですが、さすがに社外秘情報なので角度は書きません。

本気でこれ以上は現状できないレベルで、極まったと自負している形状です!!

ディナースプーンって、毎日何かしらで使う事が多いですよね?食卓の使用頻度としては相当の

頻度が想定されますので、本当に細かい点なのですが、究極の使用感を実現したと思っています。

※ちなみにデザイン的な工学研究は社外秘ですが、安全に関わる製法等は同業社関係なく全ての方に公開しています。

 

 

どんどんいきます!

前の写真箇所と同じく、

先端に向けて細く薄くした形状は上から見ても先端の円形が少しだけ尖っている形状になります。

この差で、口に入れる&出す動作においてはかなりの体感差が出るのを感じて頂けるはずです。

 

 

そしてこちら。

首部分をより内側にシェイプしてみました。

この点は使用感に直接影響しない部分なのですが、より凛とした美しさを際立たせるために変更しています。

もちろん、楓の木の粘性を考慮した上でのシェイプですので、折れやすい等の変化が起きないように少しだけの

変更線にしています。それでもかなり印象が変わりますね。

 

楓の木は本来、高級家具等に使用される高級素材なのですが、その理由は木目の美しさにあります。

凛とした美しい木目をより楽しんで頂けるという目的で今回のデザインに変更したという訳ですね。

 

 


当記事最後に使用例をもう1度ご覧ください。

 

大人用のフルセットです。組んだ時の箸のサイズ感。新定番の自信作が、かえで箸です。

 

大人用のランチ。軽食的な使い方で組んだ状態です。かえで箸のサイズ感をお分かり頂けるかと思います。

 

カレーライス等、ディナーサイズスプーンはあらゆる用途で皆様もヘビーローテーションされる品目ですよね。

だからこそ、安全で使いやすい、そして美しいスプーンを。新定番のディナースプーンは渾身の製品です。

 

 

今回で、7月に発売開始した新製品の特集記事は以上にあります。

 

今後もスタッフによる食器活用術等々、発表していきつつ、色々な活動方向についても記事にしていけたらと考えています。

今回もこだわりポイント満載過ぎて、長文でしたが…お読み頂き、本当に有難うございました!!


【今回登場したTB食器】

 

→かえで箸

→ディナースプーン

→くり抜きおかず皿

→元気セット

→おやつフォーク

→ほのぼのご飯椀

→ほのぼの汁椀