本日は新製品特集…第7弾!!
私たち横浜ウッドの開発理念、目的を最も体現している製品
お子様向け食器… カエデ離乳食スプーン 特集です!
前回特集したカエデこどもスプーン&フォークと同様に、
カエデ離乳食スプーンにも、これ以上ないこだわりが沢山あります。
新ブランド含め、私たちTomatoBatakeの活動目的は
上の まとめページ 、
もしくはこちらの 実績ページ 等からもご覧頂けますが、
スタート地点は自らの子供に使わせる食器作りです。
だからこそ、お子様向け製品に関して並々ならぬ情熱を注いできました。
そんなお子様向け食育食器の新定番、
カエデ離乳食スプーンは完全新規開発したモデルになります。
どうしても新ブランドスタートに間に合わせて発売したかった、
子育てに絶対役立つ決定版的な製品として開発いたしました。
まずこちらの写真をご覧ください。
この方向でお子様が食べやすい&食べさせやすい握りと傾斜角度。
この方向でもお子様が食べやすい&食べさせやすい握りと傾斜角度。
前号記事の カエデこどもスプーン & フォーク 特集 でも触れましたが、
この離乳食スプーンはお食い初め(100日前後)からお使い頂ける食べさせる用のスプーン。
そしてこどもスプーン&フォークはお子様が自ら口に運ぶ用(1歳前後から)のカトラリー。
前作モデルは
上のように離乳食用と自ら口に運ぶ用を兼ねた企画だったため、小さめのサイズ感でした。
つまり食べさせやすい事に特化したスプーンではなかった訳です。
そのため食べやすい&食べさせやすい方向と傾斜角度にしてリニューアルした訳ですね!
さらに!こちらをご覧ください。
スプーンの口形状ですが、この形こそ…そしてこの先端の薄さ(厚すぎず薄すぎず)こそ、
お子様が違和感なく、スッと口に入れてくれて、スッと中に入るという形状です!
実はこの形状は、弊社が長年に渡ってデザインから開発まで手掛けさせて頂いていた某有名ブランドさん
で、何度も手掛けさせて頂いた実績ある形状なんですね。お使い頂けたら、一回目からすごい使いやすい!
となるはずです。
ちなみにお子様が大きくなって離乳食を終えたら、ジャムスプーン的な用途としてご使用頂けると
さらに長くお楽しみ頂けるはずです。
今回のリニューアルも、導入させて頂いた助産院さんや自然学校さんに一部アドバイスを
頂きましたが、何よりも今回はご愛用者(ご家庭のお父さんお母さん)の皆様のお声から
一番多かったご要望を集計して形にしました。
是非、伝統技術を今の食卓向けにリファクトした機能美を感じて頂きたいです。
もちろん屈指の安全を前提に。食事を楽しく、笑顔に。
本物で子育てを。
横浜ウッド、自慢の逸品です。
オマケ記事:
ロクロ成形でスプーンってどうやって作るんですか?と
度々ご質問を頂きますのでちょっと製作工程を。
まずこんな感じに見本スプーンに合わせて形を書きます。
形にそって切ります。
そしてこのような機械で粗く削ります。
こんな機械も使います。
そしていよいよ完成形にするための研磨に入ります。
上の研磨に使用する型は職人が1つ1つ手作りします。
ここまででやっと形が完成します。
さらにここから目止めの下塗りをして本塗りは漆6回塗りです。
その前の木材処理で最低1年かかりますので、延べ1年3か月から1年半かかっています。
ザっと書いてしまいましたが、お椀は回転するロクロに木材をはめて
削っていく事により形にしていき、スプーンなどは研磨型をロクロにはめて
木材を手に持って削っていくという訳ですね。
こういう工程も皆様にご見学頂けるような、そしてご一緒に作れちゃうような
そんな体制を今は目指しています。(2018年以内に実現したいです)
◆ カエデ離乳食スプーン ※ 子供用
食べさせやすさを追求した専用スプーン
¥900+税
塗装と色:漆塗装・ウルシ色
木の種類:カエデの木
平均寸法:長さ15cm×口幅2cm
次回は、調理器具シリーズを特集いたします!→カエデの新作箸シリーズに変更いたしました。
貴重な木を使う横浜ウッドは、本当に必要なものしか作らない=必需品企画を心掛けています。
原生材から沢山出るタンニンの抗菌力!耐熱性などなどロングセラーな自信作。ご期待ください。
今回も最後までお読み頂き。本当にありがとうございました!