本日は新製品発売前の特集…第4弾!
私たち横浜ウッドの開発理念、目的を最も体現している製品
お子様向けの食育3つ組セット… ナツメ食育セット 特集です!
前回特集したナツメこども椀と同様、ナツメ食育セットにもこれ以上ないと思われる
こだわりが沢山あります。
新ブランド含め、私たちTomatoBatakeの活動目的は
上の まとめページ 、
もしくはこちらの 実績ページ等からもご覧頂けますが、
スタート地点は自らの子供に使わせる食器作りです。
だからこそ、お子様向け製品に関して並々ならぬ情熱を注いできました。
そんなお子様向け食育食器の新定番、ナツメ食育セットの開発思想は前作のモデル
元気セット(完売御礼)と同様です。リンク記事で申し訳ございませんが、
分かりやすくまとめていますので、まずは以下から前作の開発目的をご覧ください。
※ 写真は完売御礼の前作:元気セットです。
過去記事はお読み頂けましたでしょうか?
前作の開発思想を以下に要約してみます。
1.お子様の1膳が一つにまとまる(片付けられる)
2.重ねて収納=伝統的な応量器を現代食にアレンジ
3.敢えて蓋&平皿をスタックせずグラグラに設定
伝統的な部分を書くと、実は深い意味があります。
「頂きます。」は、料理を作ってくれたお父さんお母さん方だけでなく
「(命を)頂きます。」という意味を含んでいます。
お子様の食器3つが1つにまとまるのは、あまたの命を頂いて体と1つ
になるという意味です。
だから片付けることが重要というのは、日本の美しい文化だと思います。
上に書いた3番の企画意図も、敢えてグラグラに設定する事により
片付ける際に指で整える=心と体を整えるという在り方を表しています。
そんな意味がある食育食器を現代風にアレンジしたのが前作でした。
実は深い意味を沢山込めた元気セット、全て完売御礼となりましたので
丹念に下処理して天然乾燥を1年以上させた木を使って作ったのが後継
ナツメ食育セットになります!
上記で3つ組セットの製作意図をご理解頂けたと思います。
では、前作の元気セットと何が違うのでしょうか??
蓋(平皿)の重なり方が違いますよね。
見出しの画像を少し拡大して見てみましょう。
この溝に蓋(平皿)がしっかりスタックして
グラグラしない仕様に。
この仕様変更は社内でも相当に会議を重ねたのですが、
指先で心と体を整えるための、前作のグラグラ設定は
多くのお褒めの言葉を頂けたのも事実です。だからこそ吟味を重ねました。
しかしお褒め頂けたレビューの中、社内で注目した点は、
ご評価の約半数が大人膳の器セットとしてご使用を頂けたお声が多かったんですね。
つまりご愛用頂けた半数以上が大人の方々でした。
※ 前作も今作も大人用膳の器セットとしても最高に使いやすいと自負しています。
実際にお子様にご使用頂けた皆様が少しづつレビューをくださった際に
指先で整える事ができる前、離乳食から使うため、比較するならば
スタックしたほうが良いというご意見が多かったです。
そのため今回はグラグラ仕様から変更して、スタック仕様を開発しています。
指で整える前段階、3つを1つに重ねる事によって片付けをおぼえてもらう、
重ねる事で心と体を整えていただく若干ソフトな仕様に。
気になるのは、スタックの溝が食べにくくなるのでは?という点ですよね?
この点はご使用頂けると「おお!」となってくださるはずですが、
口運びや飲みやすさ、そして食後の洗浄まで、違和感なく使える溝の深さを
追求して完成にこぎつけました。
是非、伝統を今にリファクトした機能美を感じて頂きたいです。
もちろん屈指の安全を前提に。心と体を整えて。
本物で子育てを。
横浜ウッド、自慢の逸品です。
左:外部器の外側を仕上げた状態 / 中央:蓋(平皿)の粗挽き状態 / 右:内部器をろくろで挽いてるところ
※ 以下余談です。
前記事から締めを、本物で〇〇〇的な言葉にしているのですが、
新ブランドのYOKOHAMA WOOD by TomatoBatake の前から
レストラン食器や販売もして下さっているクレヨンハウスさん
の保存版増刊誌「いいね」に以下の掲載を頂けた事があります。
※ 過去の製品のため、ほぼ完売済みです。
まもなく発売の新ブランドコンセプトと本当に重なるキーワードですので、
「いいね」誌をならったワードにしてみました。ちなみに7月イベントでも
クレヨンハウスさんのブースで、新ブランドをお披露目させて頂きます。
追記:
全ての特集を終えたら、食育セットはお子様用の弁当箱として使っている
スタッフがいまして、色々な活用方法も幾つか記事にしたいと思います。
片付けを習慣づける伝統の応量器をモチーフにした3つ組セット
¥5,800+税
塗装と色:漆塗装・ウルシ色
木の種類:ナツメの木
平均寸法:A.直径11cm×高さ1.9cm
B. 直径9.8cm×高さ4.5cm
C. 直径11.8cm×高さ5.6cm
平均重量:A.48g/B.56g/C.120g
満水容量:A.65ml/B.198ml/C.296ml
補足:Aが蓋兼お皿、Bが内部器、Cが外部器です。
次回も引き続き、お子様向けの製品を特集したいと思います!