前回のQ&Aシリーズ記事にて、お椀の形状により用途が違う事を書きました。(→記事リンクはこちらから)
ドンブリサイズの器も形状により、厳密に言うと用途がそれぞれ違います。
定番のお椀たちと同じく、こどんぶり→ご飯物も汁物にも兼用でお使い頂ける形状。
そして限定品そりわん大→より汁物に適した形状で製作しています。
ここで恒例、皆様からお寄せ頂いたご質問にお応えする当記事Q&Aコンテンツ。
Q.「限定品そりわん大って、そりわんを一回り大きくした感じ?」
このサイズの製品で、何よりこだわって製作している部分なのですが、
A.「一合ドンブリなんです。一合を綺麗によそえるサイズ感です。」
(こどんぶりも同様です)
比較画像をご覧下さい。
左が限定品そりわん大
右が定番のそりわん
結構大きめです。画像やcm表記だと、確かにイメージしづらいですね。
そのため発売から、度々サイズ感をお問い合わせ頂いてきました。
イメージ頂きやすいのは
一合が綺麗によそえるサイズ感!です。
上のこどんぶりも同様のサイズ感で製作しています。 まるわんが一回り大きくなったイメージではなく、一合丼です。
既にご愛用頂いている皆様には、かなりご納得頂ける事だと思いますが、
この一合サイズは本当に万能的にお使い頂けます。
どの食器で食べようかな?と迷った時、とにかく活躍間違いなし。
木の食器を好きになって頂けるキーアイテムと考えていますので、開発にもより一層の力を入れてきました。
例えば高台(足の部分)なのですが、このサイズ感になってくると、より足の高さがある製品が多いですよね?
洗浄して、乾かして、食器棚にしまう時…高台の内側から溜まっていた水がビチャ!
ご経験ありませんか?多分、皆様がご経験されている事ですよね。この水、ご家庭での腐食やカビの原因になり得ます。
上の写真はごくごく一部なのですが、この一合丼の高台を何年も試行錯誤してきた経緯の一端です。
それぞれ、彫る角度や形状が違います。全て腐食やカビの繁殖の原因になり得る水をはけさせる工夫なんですね。
では最後に、限定品そりわん大の高台も見てみましょう。
左が限定品そりわん大
右が定番のそりわん
サイズが大きくなるほど、より高台のサイズも大きくなり、水はけ効率をより向上させる必要がある訳ですね。
こういう細かいこだわりから、製作時の安全だけではなく、ご家庭でもより衛生的にお使い頂ける工夫をしています。
まとめます。
Q.「限定品そりわん大って、そりわんを一回り大きくした感じ?」
A.「一合ドンブリなんです。一合を綺麗によそえるサイズ感です。」
(こどんぶりも同様です)
【今回登場したTOMATO畑食器】
◆ 一合ドンブリたち