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2015.12.11

箱根細工技能師はある意味で超難関資格かもしれない話&そりわん大の用途参考例

以前、限定品そりわん大は一合丼ですという記事を公開しました。(→過去記事リンク

 

TOMATO畑事務所でも、スタッフ全員の昼食にフル活用されていますが、見出しの画像をご覧下さい。

一合丼ですし、たとえばうどん等もちょうど一玉(一般的な)容量なんですね。

 

まさに今が大活躍の季節、実際に既にお使い頂いている皆様から、このサイズ感は本当に使いやすい

という内容のお声を多々頂いています。もっと色々な活用事例も取り上げていきたいのですが、

今日はサイズ感と容量をイメージ頂きやすいご紹介記事でした。

 

→限定品そりわん大のページ


 

ちょっと記事が短いですので、今日はいつもの安全性の切り口とは方向を変えて、資格の話を書いてみます。

こちらの画像をご覧下さい。

皆様、多分見る機会は…まず無いであろう「箱根細工技能師之章」です。

私の父、TOMATO畑の創業者の名前が入っていますね。ちなみにまだ厚生労働省ではなく、労働省の時代です。

TOMATO畑はこの箱根細工の技術を基本に、安全に特化した製作を研鑽してきました。

 

豆知識なのですが、

この箱根細工技能師の資格試験、受験資格にまず10年の実務経験が必要なんですよ。

 

技術の習得よりも、まず10年以上の雇用先を見つける事が何より大変です。

今回の記事のタイトルに書いた「ある意味で超難関資格」というのはこの事です。

 

もちろん、ただ古くから伝わる物や技術だから残そう。という事ではありません。

現代社会において本当に必要とされる技術こそが、残る価値と権利を有します。

その権利を与えるのは誰なのか?他ならぬ消費者であるご家庭の皆様ですよね。

 

結果としてTOMATO畑は安全な食器作りを目的に、箱根ではなく海を渡り、自然の木を使い1つづつ1年半以上の

時間と手間暇をかけて皆様に食器をお届けしています。

 

現在までの製作活動の先に、資格の有無に関わらず、

「職人はかっこいい!」とか「自分の手で作る物で食べていきたい!」とか

そういう憧れをTOMATO畑で形にできる、そんな企業でありたいと常々目標にしてきました。

 

この資格証、横浜事務所の倉庫にひっそりと置かれていたので、ふと撮影してこんな記事にしてみました。