蔵出製品についても、楽しみにご覧頂けた皆様、そしてなかなか時間が合わず残念なお気持ち
にしてしまった皆様、御礼と共に、新作については即完売等がないように、今できる限りで作って
います。重ねて御礼申し上げます。
前回の第5弾であと2~3回陳列と記載致しましたが、
新作製作ペースから、蔵出を今回で一段落とさせて頂く事になりました。
※誠に申し訳ございません。
新作の製作だけではなく、工房の運営、そして倉庫キャパを空ける事によるコスト削減等々、
皆様のご協力に重ねて御礼申し上げます。皆様にお喜び頂けて、TOMATO畑としては上に
書いたように大きなお力添えとなり、本当に嬉しいです。新作もご期待頂けましたら幸いです。
では、本日で第6弾です。今回の蔵出の最終回になります。
以下は前回までの蔵出製品特集記事をまとめた一覧記事になります。
今までの品目や、蔵出製品発売の経緯、特性等も記載しております。
【リゾットスプーン】 です。
2011年に複数の製品でライトブラウン色を調合塗装していたのですが、梔子(くちなし)の黄色と棕櫚(しゅろ)の
茶色を混ぜて、この色感を表現しています。実物はもう少し明るい色です。いずれも自然林エリアでの採取となります。
2011年は工房内で盛んにスープやリゾット用途のスプーンを開発していて、最終形が今の 【ミューズリースプーン】
なのですが、こちらはより口容量が大きい、そしてすくいやすく、口と柄にかけての角度を強めにつけたタイプとなります。
◆ リゾットスプーン × 3
【メイプルスプーン】です。
2012年製作の楓の木シリーズ、上と同じく、スープやリゾットにも使いやすい目的で製作しました。
特徴も同じく、口が横に広くて、口と柄にかけての角度が強くとる事により、すくいやすくしています。
ミューズリースプーンに似ていますが、微妙に違いがあります。柄の形状です。
より四角に近い形にしています。この形状の差は優劣なく使いやすいと感じるのも意見が分かれる
形状なんですよ。使い比べて頂けると「私はこっちかな!」等を感じて頂けますね。
◆ メイプルスプーン × 2
【キッズ椀丸型】です。
2011年製作の大人椀が3種だったのですが、その1種丸型椀をお子様サイズに調整した製品になります。
実は他の形状もサンプル製作していたのですが…比較検討用のため傷がところどころにあり、蔵出を断念しました。
現在、完売してしまっている 【こまるわん】 と同じ用途でお使い頂ける、お子様用の器になります。
ペールブラウン色は梔子(くちなし)の黄色で色付した安全な食用ウレタンを一塗りで仕上げた仕様です。
◆ キッズ椀丸型 × 1
【キッズ椀ペアセット】です。
上のキッズ椀と同じ2011年製作になり、大人用のお椀形状をお子様向けにサイズ調整した製品です。
ナツメの木、塗装も同色で、形状は左が水気ある食品、右がご飯物汁物も兼用といった使い分け用途で
ペアにしています。
塗装には棕櫚(しゅろ)の茶色を調合して、ダークブラウンに仕上げています。
◆ キッズ椀ペアセット × 1
【キッズ椀ペアセット】です。
こちらは2012年の製作で、当時大人用もベンガラ色で塗装していました。弁柄という赤土で着色しています。
光に当てると綺麗な赤色が透けて見える色感です。もちろんこの弁柄も自然林の採取になります。
形状は上のペアセットと同じ用途なのですが、右がご飯用、左がご飯物汁物兼用という形状になっています。
このサンプルから開発された本番製品たちは、当時も各地の助産院さん等で産後教育食器としてご使用を
頂けたりしました。
◆ キッズ椀ペアセット × 1
こちらは探して下さった方も多いかもしれません。当時も発売からすぐに完売してしまった人気の製品でした。
人気の理由は、もちろん継ぎ接ぎ接着板を使用しない1枚板という事。そして希少なサクランボの野生木という事。
2枚目の写真をご覧ください。赤い色素が繊維の中にまで見てとれますよね。これがサクランボの木の表情です。
形状は現代食卓に合うように、シンプルで飽きのこないデザインにしていました。
◆ サクランボの木のまな板 × 1
蔵出製品はダイレクトストアでも、目印として以下のマークを付けてみました。
このマークがついた製品は、蔵出の1点物かごく少数の在庫のみとなっています。
製品の寸法等々、詳細は各製品の販売ページを御参照ください。
蔵出製品に関しては、現行の製品群と違い以下の点にご注意いただけますと幸いです。
1.塗装の色濃度、重さ等、在庫の数が大変少ないため揃える事が出来ません。かなりの個体差が発生致します。
2.全て未使用品にはなりますが、企画会議等で採寸を繰り返したりした関係上、細かい打痕等があります。
3.過去の完売製品とは、現在の為替や製作コストの都合上、価格設定を変えております。
以上の点を事前にご理解頂きました上で、是非ご検討くださいませ。