こんにちは。
本日、はじめてブログを書かせていただきますYOKOHAMAWOODスタッフのMIYAOです。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、みなさんは日常どんな食器でお食事していますか?
木製食器は 口あたりが優しくて 持った時のしっくりなじむ手の感触…
一度は使ってみたことあるのではないでしょうか?
日々の暮らしで木の食器が並ぶ食卓は、温もりを感じ、なんだかほっこりします。
イベントやマルシェなどでお客様と会話した中で、
『木の食器は好きだけど 扱い方がよく分からない 面倒くさくない?』
なんて声が多く聞こえてきます。
今日は木製食器のお手入れ方法をご紹介していきたいと思います。
とってもシンプルな横浜ウッドの木製食器
横浜ウッドの木製食器はとにかくシンプル。
『材料は木・下地の土・漆』のみです。
天然の木は虫食い、カビ、腐食などが発生してしまいますが、
横浜ウッドの木製食器には薬剤 (防虫剤、防カビ剤、防腐剤など)を一切使用せず、
巨大プールで約270度の蒸気を24時間当てる煮沸消毒を実施しています。
水による処理のみなんです。 ものすごいシンプルです。
横浜ウッドの製品は、木をくり抜いて、形を整え、乾燥させ、下処理をし、研磨して、
純度100%の漆を6回塗り重ねていきます。
ひとつひとつ仕上がるまでには1年半もの長い時間がかかります。
シンプルの裏側には、伝統技法の高い技術と職人さん達の深い愛情で作られています。
だからこそ、横浜ウッドの食器は 取り扱いが簡単で楽ちんなんです。
使い終わったらさっと洗って、自然乾燥するだけ
お食事が終わったら やわらかいスポンジに中性洗剤/石鹸洗剤をつけて洗ってください。
サッと水けをきって、自然乾燥で大丈夫なのです。
ただそれだけです。
※もちろん毎回拭いて、しっかり水気を取って保管頂いた方が長持ちはします。
すべて天然素材のため 電子レンジ 食器洗浄機 食器乾燥機の使用はNGです。
急激な温度変化によって、変形・割れ・塗装劣化の原因になってしまいます。
(※冷蔵庫も乾燥してひび割れなどの原因になります)
特にアカシアまな板などは、例えば生ものを調理した後、
消毒方法は、さーーーっと軽く熱湯消毒もOKです。
これまたシンプル。
長時間のつけ置き・煮沸・漂白剤の使用はNGです。
日光消毒も 乾燥して反り返りなどの原因になります。
薬剤処理をしていない自然の木は、製品になった後も 自ら抗菌作用を発揮します。(柿渋成分)
木が自然の力で清潔を保てるのです。
時間をかけて作った製品だからこそ使いやすい
製品が出来上がるまでの工程は、ものすごい時間と高い技術が必要です。
だからこそ使いやすい。
・割れにくい(漆が6回塗り 強度ばつぐん)
・持った時の手ざわり 口に運んだ時の口あたり柔らかい
・温かいもの 冷めにくい
・使い込むほどに深みが増す
・漆を塗りかえれば 一生使える(環境に優しい)
ひとつひとつ丁寧に作られた食器はタフです。
我が家の子ども達のちょっと雑な扱いにも(^▽^;) びくともせずへっちゃらです(でも…大事に…。)
是非ともしまい込まず、普段の食卓でどんどん使って頂きたいと思います。
取り扱いも簡単ですからね♪
300年以上続く 伝統技法 シンプルだから美しい
そして 毎日使う食器だからこそ 安心安全なものを。
<関連リンク>
・横浜ウッドの安全な食器への取り組みについて