2023年6月5日、製作要望の多い2種の新製品を、ダイレクトストアにて発売スタート致します。(弊社イベント販売で先行販売を致しております。)弊社工房には日々、多数の製作要望をお寄せ頂けます。本当に光栄です。皆様のお声を伝統技術で環境共存と共に、現代食に適したリデザインにてお届け致します。
・限定品2型発売日:2023年6月5日0時
・6月3日:TERRACEマルシェ
・6月1日~15日:新百合ヶ丘エルミロードPOPUP店
上記の出店イベントで5月に続き先行販売を実施致します。
※その後の出店イベント&催事・ポップアップストアでも完売まで販売致します。
この度、新開発した製品は以下の2型となります。以下のリンクをクリック頂けますとダイレクトストアの製品ページをご覧頂けます。規格詳細や価格等はぜひ、リンク先の販売ページをご確認頂けますと幸いです。以下では、1つ1つの製品に全て文化的な意味や樹木種の違い等の連綿とした技術研鑽の意味が有り、簡単ではありますが、コダワリ満載の製作意図を読み物としてご紹介させて頂きます。
チークまな板のギフト対応について:
誠に申し訳ございません。サイズがとても大きな製品である事と、製作製造が本門のため、オンラインダイレクトストアは直接購入をご希望の皆様向けに若手スタッフが修行の合間に運営しております事と合わせまして、当製品は、ギフト対応(有料ギフト袋・熨斗・ギフト箱・無料ラッピングサービス等の全て)のご用意が出来ておらず実施いたしておりません。ギフト対応のご用命は一切お受付できません事、ご容赦頂けますと幸いです。※メイプル大皿は有料ギフト袋のみ対応致しております。
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極まれに伐採できる巨木の楓(カエデ/メイプル)の木を使用しています。過去に即完売となって、ご入手が出来なかった皆様には特に再販のお声を多く頂いてきましたが、この度の楓木材は、前回よりも更に最高級のきめ細かい(そもそも木目が細かいと書いて、きめ細かいの語源となったとする説がございます。)、本来であれば、代を重ねて使い続ける最高級家具等に用いるべき最上級の楓材を使用しています。円安やコロナ禍の影響もあり、前作のカエデ大皿よりも大幅な値上げをしなければ製作自体が困難でしたが、価格に見合う、まさに最上級最高級木材の逸品です。 横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。大変贅沢に素材を使用して巨大な1枚板で、万能な使用感になるように史上最も再販のお声が多い切立型の大深皿として、極めて限られた貴重材にて、限定製作致しました。 野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
塗装は純粋漆を6回重ね塗りする伝統的な拭き漆の技法で製作しています。原木・加工・塗装まで化学薬品は一切使用しません。漆の匂いが気になる方には脱臭方法もご紹介しています。製品はお使いのたびに繊維質内部にたまった匂いは軽減され、やがて無臭になります。
用途について:
YOKOHAMA WOOD がスタートしてから初の丸型大皿(深皿)発売は前作が2018年になりますので、約5年の歳月を経て限定ですが再度の製作ができました。形状は和洋中を問わない万能型。高台(足)も溝を薄く彫り、水はけ効率を良くして自然乾燥でも腐食やカビを抑える工夫をしています。長くご愛用頂ける伝統技術美と、現代食に適した機能美を今に伝えるべく、1つ1つ手作りしている逸品です。前作もあまりに貴重木材ゆえに製作個数が少なくすぐ完売してしまいましたが、上述の通り全ての木材に環境保全と安全性の妥協を許さず誇りを持って製作していますので、どれだけ再販ご希望のお声を頂けましても継ぎ接ぎ材等も一切使用しないため製作が出来ませんでした。この度、満を持してやっと再度の限定製作が出来ました。あまりに多数の製作ご希望を頂いてきたためです。そもそも弊社の根底技術である小田原漆器箱根細工技能は椀のロクロ成型に端を発し、特に大型の深皿等はその技術の粋を表現するにふさわしい形状です。横浜ウッドでは、機能美を今に伝える事から環境保全と技術継承を目的としており、伝統の技術を現代の食卓にをコンセプトにしています。食のジャンルを問わないデザイン線こそが皆様の食卓に伝統の機能美をお届けできるはずです。漆塗膜から透けて見える木目の表情もお楽しみ頂けます。巨木1枚板からロクロでくり抜いて作る大変贅沢な限定品です。弊工房自慢の逸品をお届け致します。
※前作の大販売時に多数のご質問を頂きましたので注記致します。当製品は温かい料理にも最適です。汁椀と同じく、漆6回塗りをしておりますので、耐熱性にも優れており、熱を逃がさない保温性など、漆器だからこその魅力が多数ございます。見本写真のようにあらゆる用途にご使用頂ける規格です。
素材について:
アジア圏(主に中国南部)の農薬散布などが一切されていない野生林の森林保護観点から伐採される木材のうち、極めて入手が困難で貴重な超高級材とされているチークの木を使用しています。横浜ウッドの食器は全て1枚板から製作しています。 接着剤による継ぎ接ぎ材ではありません。チークの木は樹木種の中で、木の宝石と呼ばれており、それだけ別格の市場価値としての歴史がございます。そのチークをこれ以上はまさに難しい最大サイスでまな板にした渾身の製作です。適度な堅さと粘りで耐水性が高く、本来は極めて高級な家具等に用いられますが、樹木特性として見ますとまな板にもピッタリの素材と言えます。 あまりに貴重なため、まな板にする製作工房はほぼ皆無かとは思いますが、そもそもまな板は真魚板と書いた歴史があるとされており、明治以前の日本史において唯一食した動物である魚を切るではなく、捌くと呼んでまな板を尊く扱ったとも言われており、 これだけの超高級木材ですから、これらの失われつつある素晴らしい文化的価値を込めて、ご家庭に改めてお届けしたく、まさにプロ仕様と呼ぶにふさわしいチークまな板を製作致しました。 野生の木材は規格が揃っていないことも要因の一つとして、現代では商品として材木流通することが減少し、焼却されたり、森林ごと放置されてしまい野生森林の荒廃につながっています。横浜ウッドはこうした「もったいない木材」を活用して環境保全と共に、伝統工芸やそれに類する技術の国際提供と再活性化を目指しています。
用途について:
万能まな板/カッティングボードとしてご使用を頂けます。もちろん継ぎ接ぎ無しの1枚板です。木のまな板はご家庭にて表面のカビや腐食発生時にカンナで削る等の処理をオススメする事がございますが、前提としてカンナをかける事ができる方が少ないでしょうから、私たちは下処理に時間をかけて目止め(漆と焼しめ殺菌した瓦土を混ぜた天然粘土を繊維の穴に埋める)のみを施しています。本塗りしていない無塗装ですが、この目に見えない職人技により、耐久性が向上し、素材を選ばない万能まな板に仕上がっています。
製品化要望を頂ける、ご愛用の皆様に心から御礼申し上げます。大変お待たせ致しました。以下のバナーからもダイレクトストアへ入る事ができます。宜しくお願い致します。
※発売は2023年6月5日0時からです。ポップアップイベント等では先行販売を実施致しております。